カタツムリについて
2021/07/16
こんにちは、クレヨンGETスクール、英語講師の池田です。
今日は、まったり自然界の生き物、カタツムリ🐌について、お話ししたいと思います。
梅雨の時期、紫陽花が咲く季節によく見かけますね。英語ではsnail スネイルです。
個人的には、貝殻が好きなので(笑)殻がある生き物は非常に興味があります。。
そうなんです。カタツムリは昆虫ではなく陸に住む貝の一種なんだそうです。
サザエ、タニシ、クリオネも仲間になる様です。
そして、アーノルドローベルさんの世界的にも有名な、小学一年生の国語の教科書にも出てきたことがある、絵本『がまくんとかえるくん』シリーズのお話の中でも、特に「お手紙」が大好きなのですが、カタツムリが登場します。
何事もゆっくり、ゆっくり進む生き物なのですが、とてもいいキャラクターで、しっかりとした信念を持っていて、がまくんとかえるくんの大事なお手紙をのんびり、温かい気持ちで運んできてくれる郵便配達員役でカタツムリが登場します。。。
そんなカタツムリですが、実は、とてもミステリアスな一面や、優れた武器を持っています。
まず童謡を思い出していただきたいのですが、♪ツノ出せ/槍出せ/頭・(目玉〜)だせ!と歌えるにもかからわず槍の意味が分かってなかったりしました。
NHK番組でチコちゃんにも叱られそうです。。
カタツムリは雌雄同体で、双方に槍を持っていて、恋の矢『恋矢』とかいて(れんし)と呼ぶその槍状の器官を使って、いざというときにヤリを刺しあって、気分を高めたり、相手が受精しやすいようにサポートする働きをする部分だそうです。
その後、お互いに、産卵するというのですから驚きです。
そして、カタツムリはものすごい量の歯を持っているとも。
ガリガリ、ガリガリ、と木についている苔などを綺麗に食べてゆっくり進んでいきます。。
タニシが水槽の中を綺麗にしてくれているように、カタツムリもしっかりしたお掃除屋さんですね。
そして、一番興味深かったのは、カタツムリの武器とも言える『殻』と『タイル』の関係です。
どこでどのように、、この2つがつながったのか、発見した人はすごいなあと思いますが、殻には、特殊な仕組みがあって、汚れが溜まらないように、雨などが降れば、汚れが流れ落ちるような構造になっているそうです。
ですので、実際に、家などを建てる建材として、タイルにカタツムリの殻の工夫を元に実用化されたものが実際に世の中に広まっているというのです。
ちょっとこれからタイルを、いやむしろこの生物を見る目が変わってきます。恐るべしカタツムリ。。。
そんなカタツムリ、他の生き物に好かれてしまい、中には寄生虫がついていることがあるそうです。
もし触った時は、必ずしっかり手を洗う様にしてみてくださいね。
では今後も時折クレヨンGETスクール内、英語教室のブログの合間に自然界の生き物についておしゃべりしていきたいと思います。。
いろんな物事に興味を持っていきたいですよね。。。つづく。。。