そうやって見られるのも悪くない
2021/02/08
これは、まだ「幼児・児童教室クレヨン」時代、私が松本教室までレッスンに行って
いた頃のある子のエピソードです。
多少、運動に対して苦手意識があった子だったので始まる前によく私から積極的に話に言っていた事は覚えています。
その子が発言できるような冗談を言ってみたり、体操教室での技術的な成長を褒めたり・・。
それを繰り返しているうちにその子は体操教室に通う事が好きになったようで、逆にその
子から私に積極的に話にきてくれるようになりました。
そこでこんな事をその子に言われました(その子当時、年長か1年生)
「先生っ!!僕のパパのお仕事は車を作る事だけど、先生のお仕事は何?」と・・・
試されているのか!?いや違う違う?なんだ?仮にも先生と呼んでくれてるのに・・・。
一瞬そんな事を考えましたが、その後の会話は省略致しますが答えはこれでした。
A 本当にあなたのお仕事は何ですか?と質問しているだけ。
つまり私の体操教室での仕事ぶりは仕事と判断していただけなかった。
7秒ほど悲しみましたが、良い方にとらえれば仕事を大人なのにニコニコ笑いながら楽しそうにやっている。あんな楽しそうにやっているから仕事じゃない。遊びだ。と判断して
いただいたんでしょう。(↑どこが良い方にとらえればなの?)
ただ仕事をそうやって見られるのも悪くないなと改めて思う今日この頃です。
最後に上記は私の妄想ですが、仕事はニコニコ、楽しく、子ども時代の遊びの発展形が
仕事になっていくと最高ですね。
そして、楽しそうにやっているから仕事じゃないという概念は子どもに持たせてはいけませんね。
私もその点、努力していきます。