春日井ダンス教室のせんせいブログ
2021/02/18
アイドルからおじさまへ
こんにちは。
突然ですが、皆さんは好きなアーティストさんはいますか?
年を重ねるごとに変わったり、いろいろな方に興味を持ったりもすると思いますが、皆さんは普段どのような曲を聞かれるのでしょうか。
私事で失礼しますが、私が初めてどっぷりはまったのは小学5、6年生のころで、約7、8年ジャニーズのHey!Say!JUMPが大好きでした。出る番組すべて見て、CDも買って、コンサートも行ったりと、恥ずかしながら当時はオタクだったと思います。
この当時これだけ好きだったのをきっかけに、今のダンスが生きているのだと思っています。
グループのメンバーの中の山田涼介というセンターを務めている人をずっと応援していたのですが、もちろん理由として、顔がかっこいいというのはもちろんですが、歌って踊っている姿がとても好きでした。なんといってもダンスが本当に上手で、身長が他のメンバーより小さい分大きく踊るのはもちろん、キレも本当にすごく、踊りにとても魅力を感じていました。同じ曲を何度も何度も見て、すごいなーと感心していたのを覚えています。
私もダンスを始めたころ、小さく踊ってしまう癖があり、それを直すのにとても苦労しました。舞台上で踊る以上、いかにみんなの中に埋もれずに踊れるか。そこがダンスを習っていた当時は大事だったので、どうすれば大きく踊れるか、それが難題でした。その時に助けてくれた一人が山田涼介さんです。
彼もジャニーズJr.時代、なかなか目立たず悩んでいた時に、ダンスを一生懸命練習して、今の地位を確立しています。もちろん努力したのはダンスだけではないですが。
そのことや、彼の踊っているのを思い出して、どうしたら大きく見えるように踊れるのか、自分なりに試行錯誤して、少しずつ表現力がついたのかなと思います。
やはり、ダンスをやっていて、目立つ子は、身長が高い、スタイルがいい、容姿がいいなど、パッと見たときに目を引く子が一番最初に目にとまります。
その中で目立とうと思ったときに、いかに大きく踊れるか。先ほどから何度も言っている大きく踊るというのは簡単なことでいうと、いつもより足幅を大きくする、いつも手を広げている位置よりも一つ大きく伸ばす、それだけでダンスの大きさというものは変わってきます。体を大きく使えるようになったからと言って、大きく動かすとその分止める力も必要になってくるので、難しくなります。なので、大きく体を動かすというのは常に意識しつつ、何度も練習して、体の使い方を覚えなくてはいけないのです。
その苦労を知ってから余計に彼の努力に感動して、踊りも研究して、私のダンスのベースは彼の踊り方になりました。
人それぞれ好きな踊り方、好きな雰囲気があります。最初に教えてもらった先生、好きなアーティスト、YouTubeで見ている人であったり、自分が踊るときに知らず知らずのうちにベースになっているはずです。私のように意識して、この人に近づけるように練習しようと考えている人もいると思いますが、特に意識していない人も知らぬ間に誰かをお手本にしているはずです。それにより、好きな踊りのジャンルが変わってきたり、踊り方も少し変わってきます。
私はやはり最初はかっこいい系の振りが好きだったので、HIPHOPを習い始めましたが、大学でいろんなジャンルに触れて、女性らしい踊りのGirlsであったりJazzFunkなどがいまでは好きになりました。このように踊ってみて自分にしっくりくる、踊りやすい、楽しいなどと思うこともあるので、当スクールではいろんなジャンルの要素を取り入れながらレッスンを行っています。なのでまだ、どんなダンスのジャンルをやりたいかわからないよという方や、いろんな振付を踊って探したいという方にもおすすめです。
話が変わりますが、今私が好きなアーティストさんは平井堅さんです。年を重ねたせいでしょうか。全く好きな方のジャンルが変わってきました。年齢も49歳のおじさまですが、本当に美しい歌声。そこがとても大好きです。
平井堅さんの曲も本当はダンスで使いたい!!と思っていますが、今の子ども達は知らないでしょう...お母様方ならきっとわかってくださると思いますが、「POP STAR」なども本当は子ども達に踊ってほしい。そんな願いはいつか叶えたいなと思いながらも、鬼滅の刃の曲を聞いているこの頃です...